転校生にまでちょっかいを出す高橋家の嫁

誰に向かって言うでもなしに、日ごろの愚痴が、しかもたまたま行き先が同じだった学生さん相手に、まるで独り言のように呟き始めた。
「家の用事がいっぱいあるのに、自分だけ勝手にひょこひょこ何処かに出かけちゃうんですよね」
「伝えておいてもダメなんすか」
自分には関係ないと思いながらも、何か言ってあげないと悪いような気がして、つい相槌をうってしまった。
「そうでしょ、そうでしょ。 だからさあ」
「…でも僕は帰る方向が逆だから…」
そこまで面倒見切れないよと言ったつもりだった。 なのに自分の帰る方向を向いたままさあ行くぞ的な態度を取られてしまった。 仕方なく近寄ると
「悪いわねえ」
言葉ではそう言っておきながら、ちっとも悪そうな顔をしない。 それどころか若い男を釣ってやったと言いたげだ。
(ちぇっ、 今日は途中であの子と落ち合える日なのになあ)
ひとつ後輩に気心の知れた女の子がいて、時間から言えば丁度そこらあたりを通りかかるであろうから彼的には良かったのだが…
たまたままのか近くに誰も居ず、荷物持ちをやらされてしまった。
しょっちゅう宴というがあながち嘘ではない証拠に、女の身でありながら男子生徒が持っても指が千切れそうになるぐらい荷物は重かった。
「じゃあ、一緒に出掛けたりはしないんですか」
あんまり釈然としないものだから、つい夫婦仲は良いんですかみたいな訊き方をしてしまった。
「う~ん、 …そうねえ、 祭りの神輿にハマる前はたまあ~に…だったんだけどお…」
祭りの時期が来たら全く振り向いてもくれないらしく、いつもこうやって独りで出かけることが多いと語ってくれた。
だからなのか、道すがら男子学生の手を取って、まるで久しぶりにデートを楽しむ女 学 生のような接し方をされた。 男子学生は、後輩の女の子、と言おうか誰でも良いから女と、いつかこうやって帰りたかったものだから悪い気はしなかった。
亜希子の手の暖かみが伝わると、何故かしら前が膨らんだ。 それをまた、亜希子はチラチラと盗み見ては心を躍らす。 行動は次第に大胆になっていった。 周りに人がいないとみるや、亜希子は学生の腕を取って、しなだれかかる。 ぷにゅっとした感触が、学生の前を益々膨らませた。
女の人に対し、訊いてみたいことが山ほどあったから、調子に乗って妙なことを口走ってしまった。

ここぞという場所で触りたいと思い始めていた。
「それって感じるところって言う意味? …~~っと、 ココとお…した?」
微笑みながらも微妙な指さし方をされた。
ココって言う意味ははっきり言ってわからなかったが、指さした「した」だけはなんとなくわかった。 帰る道々、とにかくソコに触れさえしなければ無事に役目を終えることが出来ると、次にチャンスが巡って来るものと思い込み、一生懸命付き従った。
(う~ん、今日は良い勉強になったぞ)
良いことをした気になって上り坂を登っていった。 生い茂った木々でトンネル状になった曲がり角を抜けると突然視界が開け目の前に大きなお屋敷が見えた。
門をくぐって間もなく、何処かで見かけたような人が渡り廊下を渡っていくのが見えた。
「あのヒト勇作さんじゃ…じゃあここが例の…」
驚いて引き返そうとする学生を亜希子は、手首を掴まえ裏口から中に引っ張り込んだ。
亜希子のおイタは彼のような年代の子にまで知れ渡っていた。 銘家の嫁なればこそ、この地区では知らぬ存ぜぬで通していたが…
亭主の武志に対してもそうなら、舅の勇作に対しても一般世間なら決して許されないであろう不倫を亜希子は、その両方からけしかけられる形で重ねていた。
これまでどちらかと言えば、自分より一回り近く年上の相手をあてがわれていたものが、今回に限り自分で探し出して来た…。 と言いたいところだが、舅の勇作に言いくるめられ、出向いた先にいた、つまりあてがわれた。 それがこちらに越してきて間もない学生さん。
渡り廊下から当の勇作は、果たして自分が仕込んだ嫁は、本気で学生如き生っちょろい男根に堕ちるものなのか、しげしげと成り行きを見守ろうとしていたというわけだ。
勝手口を入り、ふたりっきりになるとまず、亜希子の方からその件について語り出した。 試されているということをだ。
「ごめんね、あそこで偶然出会ったんじゃなくて、あなたが通りかかるのを待ってたのよ」
両手を取ってそう告げられた学生はしかし、男女の関係に興味がないわけではなかったので素直に人妻の求めに応じた。
「ごめんね、ホントにごめんね。 でも正直ヤリたいの」
「いや~…そんな…でも、この屋敷のことは訊かされていたからドキドキモノで」
もじもじしながらも、手を負けじと絡ませていった。
「こんなおばちゃん相手に、ホントに勃つの?」
言いにくかったに違いないが、亜希子としては正直な質問だった。 これまで幾度も亜希子を見てもそそり立たない漢のペニスを咥えさせられ、その気にさせ絡み合ってきたが、女である以上見て一発で勃起してくれないのは悲しかった。
「そう言われるとどうも…自分でやるときはちゃんとたっ…でも、女ひと相手には初めてなんです」
「えぇぇぇ~~~……」
絶句してしまった。 自分だってアレは好きには違いないが、童貞くんを扱うのは初めてで、内心穏やかとはいかない。 失敗という文字が、ヤル前から飛び交う。
そんな亜希子に、物陰から様子を窺がってた勇作の指示が飛ぶ。
豪壮な屋敷の雰囲気にすっかり飲まれてしまった学生に亜希子は、肩に手を掛けつつある秘策を耳元で囁いた。
「ゆう~っくり息を吐いてぇ~、 吸ってぇ~ …もっかい…」
亜希子の指示に従う学生。
「…もっかい……もっかい…」と繰り返しつつ亜希子は、目を閉じ命じられるまま深呼吸を繰り返す学生に顔を近づけ、いきなり唇を重ねた。
ちゅっ、ちゅっ、 という音が深閑とした部屋に響き渡った。 冗談交じりで始まった求め合いは、亜希子の方がやや熱を帯びる形で進んでいった。 この後この若妻がどのように豹変するか、何度も拝まされている。 嫉妬心が頭をもたげた。 勇作は思わず穿いてたものをズリ下げ、熱を帯び始めたモノを扱き始めた。
「こんなことされたところを、付き合ってる女の子に見られたら困るでしょう。 ふふふっ かわいい」
ただ唇を重ねるのではなく、いつぞやの植え込みの中で勇作相手にやらかしたように、亜希子は学生の首っ玉に手を回し、積極的に舌を絡ませていった。
亜希子は相手に気付かれないよう膨らみに触れた。 薄っすらシミができ始めていた。
A married woman who feels sexually excited
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アップデート 2025/01/11 07:10
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