官能小説 「悪夢のナースコール」 第3話 “剃毛” Shyrock作
「お返しに今度は俺たちが衣葡さんをきれいにしてあげなくちゃいけませんね」
「女の陰毛は以前何度か剃ったことがあるから俺に任せろ」
「へ~、さすが人生経験豊富な内田さんだ。じゃあ剃るのは内田さんに任せます。カミソリも用意してるので」
「段取りがいいじゃねえか」
繊細な箇所と言うこともあり、山口が準備していたのは、女性用カミソリ、除毛クリーム、そして化粧水であった。
剃毛後化粧水も塗ると保湿効果が生まれ色素沈着が予防できる。
「ほう、女性用か?俺は男もののカミソリとシェービングクリームしか使ったことがねえが、さすが山口、よく気が利くなあ」
「いいえ、そんなことないっす」
「じゃあ看護師さんよ、赤ちゃんのようにお股をツルツルにしてやっから楽しみにしてな~」
「うぐ、うぐ、うぐぐ!」
内田は除毛クリームを指でたっぷりとすくい、柔らかく少なめの陰毛辺りに塗りたくった。
「ううっ、うぐ、うぐ!」
除毛クリームを塗布した内田が続いてカミソリを近づけると、剃毛から逃れようとする衣葡は懸命に腰を振ってカミソリを躱した。
「おいおい、あんまり暴れると大事なところを怪我するぜ。大人しくしてろ」
「うぐぐぐ!」
衣葡は腰を左右に振って必死に抵抗する。
「しょうがねえな~。おい、山口、看護師さんの後ろに回って、暴れねえように押さえてろ」
「はい、了解っす」
後方から押さえ込まれて動きの鈍った衣葡に、カミソリの冷ややかな刃先が触れる。
さすがに観念したのか衣葡は大人しくなった。
かすかに瞼に涙が光っている。
回診ワゴンの上には湯で満たされた洗面器が置かれ、その中には泡立った石鹸に混じって剃毛された黒い毛が浮かんでいる。
内田は手慣れた手さばきでカミソリを滑らせている。
恥毛はほぼ剃りあげられ、縦に走った亀裂が丸見えになってしまった。
陰核に至ってはそれを覆う包皮の形状までがはっきりと露出してしまっている。
秘密のベールを剥ぐとはまさにこの光景を言うのだろう。
剃り残しをきれいに剃るため、山口は衣葡の片足を持ち上げた。
衣葡はかすかな抵を示したが内田に凄まれ諦めてしまった。
今は大人しいが凄くむとさすがに迫力がある。
逆らうと本当にカミソリで切られるのではと恐怖感を抱いてしまう。
ほどなく剃毛作業は完了した。
「ふう~、やっと終わったぞ。看護師さん、あんたの腕には及ばねえが案外上手いもんだろう?それにしてもまるでガキみたいにツンツルになっちまったな~。可愛いマンコが丸見えだぜ!がっはっはっは~!」
「うんぐっ!うぐぐぐっ!」
衣葡は内田を睨みつけ何かを訴えようとしている。
猿轡を咬まされているので言葉にはならないが、内田を罵っていることはおおよその想像がついた。
山口が剃毛後の手入れに化粧水を塗っている。
衣葡は少し沁みるのか顔をしかめている。
◇◇◇
剃毛が終わり覆うものを失った秘密の園は野卑な男たちの指と舌でなすがままに弄ばれた。
さらには山口にアナル嗜好があったことから菊門までもが蹂躙の対象となった。
感じてはならないと堪えてはいても、いつしか肉体は快感に目覚めていく。
衣葡はそんな自分を情けなかったが、止めることは適わなかった。
そんな衣葡にさらに追い打ちがかけられる。
山口がカメラを取り出しシャッターを切り始めたのだ。
(やめて!お願い、撮らないで!)
猿轡の状態でいくら叫んでも山口たちに届くはずはなかった。
衣葡の痴態はあらゆる角度から収められた。
秘所の真下からアップで。そして苦悶する表情もアップで。
撮影もほどほどに、猛り狂った野獣たちはついに衣葡に襲い掛かった。
膝立ち姿勢の衣葡は前後から挟み撃ちされた。
色白で細身の女を真ん中にして、浅黒く体格の良い男二人が前後からサンドウィッチする。
何と卑猥な光景であろうか。
前方から挑むのは内田であった。
猛り狂った肉棒は衣葡の秘所にズブリと突き刺さっている。
「うぐぐっ!うううぐっ!」
衣葡は魔の手から逃れようと髪を振り乱してもがくが、両手を天井から吊るされたうえ前後から挟まれては動くに動けない。
前方内田の出張った腹に押されると思わず腰を引いてしまう。
腰を引くとつい出尻になってしまう。
出尻になると待ってましたとばかり待ち構えているのが後方の山口。
見事にはち切った双臀の割れ目に反り返った肉棒を突き立てる。
しかしアナルセックス未経験の女性に挿入するのは容易ではない。
そこで山口がクリーム状のものを指にすくって、衣葡の菊門に塗りこめ指で揉みほぐす。
「うううっ!」
そして山口は再び挑みかかる。
(ズズッ、ズニュッ!)
「うぐぐぐぐっ!!」
身を裂かれそうな痛みが衣葡を襲った。
「すまないね。痛いのは初めだけだ。少し我慢してくれ」
山口は肉棒をぐいぐいと菊門に押し込む。
「ふんぐっ!!うぐぐっ!!」

ずっと前方には、セーラー服の女の子が歩いていた。
霧島明日香……高校二年生。綺麗で、気品があって、勉強もよくできる子。
それに派手好きな今風の子じゃなくて、清楚で、お下げ髪がよく似合う子。
僕の憧れの女の子。
彼女は振り返ることもなく、まっすぐ歩いて行く。
僕は彼女の後ろ姿を見つめながら着いて行く。
彼女とはクラスは違うが、同じ学年。
僕達は家が同じ方向なので、クラブ活動の帰り道、偶然かち合うことがあった。
だから、彼女のあとを着いて行ったんじゃなくて、たまたま彼女が僕の前を歩いていただけなんだ。
遠くから見る彼女のうしろ姿、歩くたびに揺れるお下げ髪がとても愛らしかった。
彼女はクラブが文芸部ということもあって、日焼けもなく肌は透き通るように白かった。明るくて優しくて、それに賢くて何でもできる女の子。物静かで、笑顔がたまらなく素敵だった。僕はそんな彼女が大好きだった。

長い間この仕事をしていると、それはそれは色々なことに遭遇するものですよ。
身が縮むくらい恐い目にもあった。人の情に涙したこともあった。口惜しくて眠れない夜もあった。孤独感に苛まれた日もあった……。
色っぽい話ですか?そりゃあ、多少はありましたよ。
私にとって、今までの人生の中で最高の出来事と言えるほどのこともありましたよ。
え?聞きたいですか?自慢話に聞こえるかも知れませんけど、お話してもいいですか?
もちろん作り話なんかじゃないですよ。
全部本当にあった話なんです。

彼の名前はジョルジョ。イタリアの男らしく髪が黒く彫りが深い。
あ、私ですか?私は早乙女イヴ、歳は25才。
失った恋の傷を癒すため、東京から旅立ってもう3週間が過ぎてしまった。
日本にいてもイタリアにいても本当は同じなのかも知れないけど、気持ちを紛らわせるには旅が一番だと思った。
10代の頃から夢見てたシチリア島への旅。
別れたあの人が「いつか行こうね」って言ってくれた島。
でも皮肉なことにあの人とではなく、たった1人で来てしまった。

高瀬川を渡って祇園に向うひとりの舞妓の姿があった。
すらりとしたいでたちで目鼻立ちの整ったたいそう美しい舞妓で、その名を〝ありさ〟と言った。
衣装は舞妓らしく実に華やかなもので、上品な薄紫の着物には一幅の名画を思わせる錦繍が施してあった。豊かな黒髪は〝割れしのぶ〟に結い上げられ、菖蒲の花かんざしが彩りを添えていた。
歳は十九で舞妓としては今年が最後。年明けの成人を迎えれば、舞妓が芸妓になる儀式「襟替え」が待っている。襟替えが終われば新米ではあっても立派な芸妓である。

二流誌だが時々執筆の依頼があって、官能小説やコラムのコーナーを任されている。
大した収入はないが、まあどうにか食べていける。
俺の小説の特徴は想像では書かないところだ。
つまり全て実体験を元に綴っている。
中には法律ぎりぎりのかなりやばい話もあるが、おそらく読者は架空だと思ってくれてるだろう。
そんなことはちっとも構わない。
フィクションであってもノンフィクションであっても、読者が満足してくれたらいいのだから。

ベッドの端に腰を掛けてニーソックスを穿くありさを見つめながら、雅治は不安そうにつぶやいた。
「だいじょうぶだよ~。心配しないで。アイツらワルだけどさぁ、すぐに分かってくれるよ」

大学のサッカー部が運よく全国大会への出場を果たしたこともあって、チアガール部に所属しているありさは授業後も毎晩遅くまで練習に励んでいた。
すでに午後10時を回り電車の本数もわずかとなっていたため、乗り遅れないようにと急ぎ足で校舎を後にした。
校舎を出る時かすかにもようしていた尿意が次第に高まっていた。歩き始めた時は「駅までの辛抱」と堪えられたのだが、駅までの中間点辺りに差し掛かった頃、すでに限界に達していた。

その中心を走る国道沿いの程よい場所に八階建てのとあるマンションがある。玲子
という女性がオーナーのそのマンションは、作りは瀟洒で、セキュリティ関係も駐車
場も万全、しかもオーナーの出す条件さえ満たせば更に割引と言う実にお勧めな物件
であった。実際、お得さにおいては区内で五指に入り、近在の不動産屋の間では“本
音で言ってのベスト1”に入っているほどだ。
ただ、これを読んでいるあなたがここに入居できるかどうかは別問題である。実
際、そこの住人達は――ちょっと世間の常識とは変っている人達ばかりなのだか
ら……

ハンドルを切りながら宏美は助手席の息子に言った。十四歳の成幸は市販の道路地
図とパンフレット裏面の地図を照らし合わせている。東京から三時間は走りつづけ、
今や周囲は車一台分の道と広葉樹の木々だけしか見えない。
「うん。この道でいいよ。このまま真っ直ぐだ。こっちの地図の目印どおりだよ」
「でも、もう家も見えなくなったわよ」

夫には特にこれといって不満はない。
仕事は真面目だし、ギャンブルもしないし、浮気だっておそらくしたことがないと思う。
むしろとても良く出来た夫だと思ってる。
でも私はそんな良人ともいえる夫を裏切ってしまった。
それはあの思いがけない出来事から始まった。

「そんなの聞いたことない。そうなんだ」
「じゃあ、ありさちゃん、どんどん字を書いてみようか」
「え!?そんなぁ……」
車野山は騎乗位の態勢から正常位へ移行し、ありさの狭い肉道に次から次へと文字を描いた。

に入り、昨日から信州の山の家に姉の靖子と二人で来ているのである。山の家と言っ
ても別荘などとは程遠い、たった六坪の小さなもので、屋根裏が寝室として使われて
いた。トイレは外の別棟、風呂はドラム缶を利用した五右衛門風呂で、家から少し離
れた庭先に置かれている。
敷地だけは広かった。値段に釣られて栄治の父親が千二百坪の山林を坪五千円で購
入したのである。

たのはパソコンやオーディオ関係で、特にパソコンは母親の手に負えなかったのであ
る。
雅彦はまずメールから処理することにした。未読メールの殆どがいかがわしいDM
や得体の知れないウィルス付きと疑われるようなものだった。長く使っているアカウ
ント程この手のメールが勝手に送り付けられて来るものである。雅彦はそう言った数
十通のメールを一括でゴミ箱に捨てた。

突然頭の上から若い男の声が聞こえてきた。それは蚊の鳴くような微かな響きだったが、静かに湯船に浸かっていた弘信は十分聞き取ることが出来た。慌てて見上げると、その声は換気ダクトからのようだった。
「駄目、出ちゃう。」
もう一度、弘信が耳を澄ませていたので、今度は更にハッキリと聞こえて来た。切羽詰まった声だった。
弘信がこのアパートの造りを頭の中に思い描いた。メゾネットタイプの二階建て3DKが左右二世帯振り分けに幾つか繋がった構造である。

舎利寺入道(しゃりじ にゅうどう)は読経を唱え終ったあと仏壇に向かって合掌し一礼をした。
そのあと振り返って神妙な表情で早乙女イヴに会釈をした。
読経終了後、衣蕪は舎利寺に深々とお辞儀をし挨拶を述べ、お茶、茶菓子、そしておしぼりを差し出した。
「ご住職、本日はありがとうございました」

ありさたちは結婚後新居に住んでいたが、一年後夫の両親と同居することになった。
一人息子を持つ両親のたっての希望でもあったが、それより両親と同居することにより生活費が節約でき貯蓄に回せることが大きな理由であった。
同居を始めると両親はやさしく接してくれ、ありさとしては特に不満はなかった。
とりわけ義父の諭は色々と気遣ってくれてすごく“良い人”に思われたが、一か月も過ぎると彼の視線にどことなくいやらしさが感じられるようになっていた。
ある日のことだった。
ありさが風呂に入っていると、ふと窓の外から視線を感じるのである。
(あれ? 誰か見ているような気が……)
両親から「湿気でカビが生えると困るので風呂に入るときは窓を開けてね」と言われていたので、ありさはいつも十センチ程度窓を開けた状態で風呂に入るように心がけていた。
附近に家が密集していないことや裏が山になっていることなどから安心していたのだが、いつも窓の隙間から誰かに覗かれているような気がするのであった。

みんなの通学経路やバイト先を考えると新宿の方が便利なのだが、ありさと球お気に入りのランジェリーショップが偶然渋谷周辺に集まっていたこともあって遊ぶときは渋谷界隈が多くなっていた。
俊介と浩一も彼女たちといっしょにランジェリーショップに入ることに最近は抵抗がなくなっていた。
女性下着には男性下着にはない美しさ、キュートさ、そしてセクシーさがある。
それらが店内に所狭しと飾ってあるのを目の当りにできるのだから、彼らにとってはまさに目から鱗の心境であった。
ランジェリーショップという特殊空間は、男性が入店すると冷たい視線を浴びせられることが少なからずあるものだが、屈託がなく明朗さに溢れた彼ら4人に嫌な視線を送る者は皆無であった。
ありさと球とは高校時代からの親友であり、進学後もその仲の良さは変わることがなかった。
ありさは2年前にあるスポーツジムで俊介と劇的な出会いを果たした。
以来2人は急速に接近し、今では誰もが羨むような仲睦ましいカップルとなった。
1年前、当時元彼と別れて落ち込んでいる球を励ますため、ありさは俊介にコンパ開催を依頼した。

日頃は家事を家政婦に任せていたあやも居間を豪華な花で飾り、この時ばかりはと腕によりをかけてご馳走をこしらえ俊介を喜ばせた。
ちょうどその頃、南軽井沢附近の暗い山中を若いカップルが重い足どりで歩いていた。
男は大きなショルダーバッグを重たそうに担いでいる。
「ふう、疲れたぁ。肩がパンパンに張ってるぜ」
「ねえ、どこかに泊まろうよ」
「けっ、こんな山中にラブホテルなんてあるもんか」
「ラブホじゃなくても一般のホテルとかあるんじゃないの」

「わっ、なんだ?やぶから棒にその過激な質問は」
「だって知りたいんだもの」
「それはだな~」
「うん」
「その昔、男と女は一体の完全体の生き物だった」
「へぇ~そうだったの」
「ところが、完全体である人間の力を恐れた神様が、その身体を引き裂き、男と女という不完全な生き物にしてしまった」
「まぁ、ひどいことを……」

ボールは鮮やかな弧を描いて真っ直ぐにマークポイントまで飛んでいった。
「ナイスショット!」
フォロースルーの状態で弾道を見つめるまりあの後方から男性の声が飛んで来た。
まりあは振り返って、ニッコリと笑顔を返した。
「阿部さん、かなり上達しましたね」
「まあ、嬉しいですわ。先生にそういって貰えると」
阿部まりあ(27歳)は、2ヵ月前からゴルフ練習場に通い始めていた。
結婚して2年になるが、夫の静雄(34歳)が多忙で毎晩帰りが遅く、会話を交わす機会も少なくなっていた。

「うん…そうだね。でもさぁ、明日からどうしよう……親父、会社が不況で倒産して失業しちゃったし、お母さんも身体弱いし……。お小遣いもらえないどころか、食べていけるかどうかも心配だわ…。高校だってもう辞めなきゃ……」
困り果てた私(18歳)は、クラスで一番仲のよいみゆきに相談を持ち掛けた。
「じゃあ、ありさ、援助交際するっかないね」
「ひえ~っ!?援助交際って!そんなぁ……」
この記事は一般小説であり、純愛ものです。

何かを避けているように見えなくもないが……。
校門へ戻ってみると、向こうの方から数人の男女が近づいてきた。
先頭を歩いているのは、当時の遊び仲間で、同窓会の幹事でもある岡部だ。
「小早川!久しぶりやなぁ、元気にしとうか?遠いのによう来てくれたなぁ~!」
「おお、岡部くん!久しぶりだね~。みんな元気か!?」
目の前にいるのは懐かしい顔ぶれだった。
片桐さんだって、みんなの顔を見ればきっと……
この記事は一般小説であり、純愛ものです。
ヒロイン:女子大生もえ(キリ番ゲッターさん)

パスタ鍋は中に穴の開いた内鍋がついているから、そのまま引き上げればいい。
湯を切り、直に皿に入れ。
上からソースをかける。
ぴりりと辛みの効いた「生トマトのトマトスパゲティ」の完成だ。
熱くて辛いパスタを、汗をたっぷりかきながら食べる。
何も考えない。
ただ、無心に食べる。
最後に冷たく冷やしたビッテルを一杯飲んで今日の昼食は終りだ。

3月某日、テレビ夕陽企画部では新年度放送予定の番組として“日本の幽霊妖怪大全集”の制作が決定した。
現地取材には都市伝説に詳しいフリーのルポライターの車井原俊介が選ばれた。
初回のテーマとしては“山姥”“河童”“雪女”が候補に挙がったが、最終的には取材の行ないやすさなどからその決定は俊介に委ねられた。
今回は現地で騒ぎにならないよう大挙して押しかけることなく俊介一人で赴くこととなった。
元々一人旅が好きな俊介としては、大勢で行くよりもむしろ一人の方がありがたかった。

色白で息を呑むほどの美貌を携えていたが、表情はどこかしら暗く憂いを滲ませていた。
(あなた、どうして私を1人残して死んでしまったの?しくしく……)
女は六車(むぐるま)加奈子と言う。
二カ月前、夫信一は白血病が元で37歳で早逝し、加奈子はまだ32歳と言う若さで未亡人となってしまった。
愛する夫との間にせめて一人だけでも子供を授かっていたらと、今更ながらに悔やんでみたが今となっては後の祭りであった。

ついにネットフレンドの野々宮ありさ(21才)が大阪にやって来る。
メールを始めて2年余り。ありさと一度も会わなかったのは不思議なくらいだ。
この2年間、何度も何度も会いたいと言ってきたありさ。
エッチに関する相談から始まったメールも、次第にエスカレートして、ついに実践したいとまで言ってきた。
だがそんな彼女だから余計に会わないほうが良いと思っていた。
頑なまでに会うことを拒んできたのは、ありさと会えば食事だけでは済まず、男と女の関係に発展してしまうだろうという予感があったからだ。

23歳の新米先生なんです。
ここだけの話なので大きな声では言えないのですけど……
実は……
園児のお父さんで、とてもお気にいりのお父さんがずっと前から憧れていて、今夜……とうとう……エッチしちゃったんです。
もう気分は最高!心はメロメロ!
年齢は36歳でとてもお洒落な人なんです。
2年間、幼稚園の中で会うのが楽しみで、参観日や色んな発表会、運動会などでは、本当はお化粧はあまりしたらダメなんですけど、その日だけはいつもより1時間も早く起きてきれいにお化粧しました。
あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。
- 関連記事
-
-
官能小説 「悪夢のナースコール」 第4話 “老淫” Shyrock作 2024/03/07
-
官能小説 「悪夢のナースコール」 第3話 “剃毛” Shyrock作 2024/03/06
-
官能小説 「悪夢のナースコール」 第2話 “拘束” Shyrock作 2024/03/05
-
その他連絡事項
- 官能小説『知佳の美貌録「お泊まりデート」 彼のマンションから朝帰りする久美の次女瑠美』
- 小説『残照 序章』
- 小説『残照』
- 官能小説『ひそかに心を寄せる茶店の女店主』
- 官能小説『父親の面影を追い求め』
- 掘割の畔に棲む女

- 残照
- 老いらくの恋
- ヒトツバタゴの咲く島で
アップデート 2025/01/11 07:10
投稿記事へのコメントをお待ちしています。
ぶろぐ村は幅広い分野のブログを閲覧できることが魅力の日本で唯一の検索エンジンです。
にほんブログ村が提供する「ブログみる」はインストールが簡単で、いろんなブログをストレスなく見ることが出来ます。
例えばスマホ版をご利用の場合、いつでもどこでも好きな時間に好きなだけブログを見ることが出来ます。
ご利用法>>>
バナーをクリックしていただくと、1つのリンクだけで下記3リンクへ自動で振り分けられるページに移動できます。
※閲覧する端末ごとに遷移先が分かれています。
- ブログみる Android版
- ブログみる iOS版
- ブログみる 公式サイト
直接各々のアプリにアクセスご希望の方はこちら>>>
PR